2012/04/30
鉄のフライパンを手入れする(魔法のフライパンも同じく)
帰省した際に焦げ付いて使わなくなったフライパンに気付いて、メンテナンスしました。
なんと2年待ちで購入した話題の「魔法のフライパン」も焦げ付いてて・・・
一緒に再生させました。
再生の手順
1,焼き切り
バーナで焦げを炭化させると簡単に落とせます。
2.サビ落とし
サンドペーパで赤錆を落として地金を出します。
3.空焼き
玉虫色まで熱して酸化皮膜を張ります。
料理前に必ずやりましょう
・油返し
白い煙が出るぐらい熱して焦げ付きの原因となる吸着水を揮発させる。吸着水の揮発には200度以上の温度が必要なので白い煙が目安です。
その後、火を止めてたっぷりの油をまわし入れる。酸化皮膜の隙間に油が入り込んで、テフロン加工のようなノンスティックフライパンに変化します。たっぷりの油を入れることによって、フライパンの温度を下げるねらいもあります。それでも高温な場合は、濡れたふきんの上に一瞬フライパンを置くことで適温にしましょう。
この油は調理用ではなく、あくまでノンスティックなフライパンにするため(酸化皮膜にしみ込ませるため)のもの。なのでいったんここでオイルポット等に戻しておきます。次回の油返しのときにまた使います。フライパン上に残った油はキッチンペーパー等できれいに拭き取ります。
その後、サラダ油やごま油、オリーブオイルなど料理に必要な調理油を必要な量だけ入れて調理開始です。
ちなみに、上記の手順でノンスティック状態になったフライパンであれば、調理油を入れなくても焦げ付くことはありません。
逆に、テフロン加工のフライパンの場合、焦げ付くと加工が剥がれやすくなるためメーカーのFAQでは適切に油をひくことを推奨されてますが、鉄の場合は剥がれるものがないので焦げ付いても怖くない分、油なしの料理に挑戦しやすいです。
鉄のフライパンの使い方を知らずに、既に焦げグセが付いたり、いつのまにかびっしり焦げが付いた状態になっても動画の手順でメンテナンスすれば、穴があくまで何度でも復活してくれます。
もっと知りたければ・・・
鉄のフライパンが焦げない仕組みについて、スライドとおすすめリンクを掲載してます。
http://blog.hizoo1999.com/2012/09/lt.html
以上
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