ゴルフを始めてから、良質な芝生に触れる機会が多くなりました。
ゴルフ場と自宅の庭、芝生の品質の差に驚愕することしばしばです。
マンションに入居したときに張られていた芝生。
張り替える事無く8年あまり。
芝生のプロと同じ事はできませんが、まずは土の入れ替えからやってみよう。ということで、庭の芝を剥がして土の様子を確認。
芝生の下はがちがちの硬い層でした。
試しに水を入れてみると、30分たっても水がひかない排水性の悪さ。(下図)
試しに水を入れてみると、30分たっても水がひかない排水性の悪さ。(下図)
粘土質な土と1cm前後の石ころががっちり固まっている感じ。
スコップがなかなか入りません。
マンション施工時の建設発生土が分厚く敷き詰められているのかなと想像しています。 マンションの専用庭ですから。こんなもんでしょうね。
あらためて、芝生に適した土壌とは?を調べてみました。
(参考)共栄社 バロネスダイレクト
適度に砂を含んだ土が良いらしいです。
我が家の庭は「埴土+石ころ」で、まったく芝生に適していません^^
(それでもなんとか育ってくれるから、高麗芝は丈夫だと思います)
スコップがなかなか入りません。
マンション施工時の建設発生土が分厚く敷き詰められているのかなと想像しています。 マンションの専用庭ですから。こんなもんでしょうね。
あらためて、芝生に適した土壌とは?を調べてみました。
(参考)共栄社 バロネスダイレクト
土壌粒子と性質。芝生にあった土壌かチェックしよう!
http://www.baroness-direct.com/fs/baroness/c/0000000643/上記サイトによると、「砂壌土」という、「水分を与えて手でこねても棒状にならない」
適度に砂を含んだ土が良いらしいです。
我が家の庭は「埴土+石ころ」で、まったく芝生に適していません^^
(それでもなんとか育ってくれるから、高麗芝は丈夫だと思います)
さて、土壌改良しつつの芝生の張り替えは3パターン試してみます。(下図)
1.砂利の除去のみ
既に3月に張り替え済みです。この時は、粘土質な床土をふるいにかけて、砂利の除去だけしました。
2.砂利の除去+バーミキュライト
砂利の除去だけしても直径0.01ミリ以下の粘土が残るため水はけが悪いです。
そこでバーミキュライトを混ぜて土壌改良しました。
3.砂利の除去+遠州硅砂(※1)
バーミキュライトを混ぜると水はけは良くなりますが、水を含ませて手で握ると粘土の特性が残っていて棒状に固まります。
砂壌土にするために、遠州硅砂を混ぜます。
砂壌土にするために、遠州硅砂を混ぜます。
※1)芝生系のブログ等で評判の良さそうな東海サンドさんの遠州硅砂を購入しました。
Webサイトの問い合わせフォームから見積もりをとって振り込めば送ってもらえます。
ゴールデンウィークで時間があるので、さらに別の場所も張り替えます。
芝を剥がすと出てくる黒い土は、近所のホームセンターで購入した床土。
目土として毎年すこしづつ芝生の上からかけていったものが8年間堆積した層です。
芝を剥がすと出てくる黒い土は、近所のホームセンターで購入した床土。
目土として毎年すこしづつ芝生の上からかけていったものが8年間堆積した層です。
黒い床土の下はひたすら固い粘土+石ころです。
掘るとたくさんの幼虫が出てきます。外にだしておくとあっという間にアリの餌になります。(写真無し)
ふるいをかけ終わり、ひと休憩
剥がした芝生についている黒い床土は再利用。床土代を節約です。
剥がした床土も石ころが少し入っていたので、ふるいにかけました。
ふるいをかけ終わった床土。ふかふかの土で芝生に良さそうな感じ。
しかし、水を含ませると固まってしまうので、砂を混ぜなきゃいけません。
めざせ砂壌土。
しかし、水を含ませると固まってしまうので、砂を混ぜなきゃいけません。
めざせ砂壌土。
あちらこちら掘り起こして数日経過。
はやく芝張り作業をしたいものです。
はやく芝張り作業をしたいものです。
床土に砂を入れる直前。奥の紙袋が今回購入した遠州硅砂。
遠州硅砂は非常に目が細かくてサラサラ。
ホームセンターに売っている「粒が粗くて不揃い、袋の中で蒸れた砂」とはまるで違いました。
遠州硅砂は非常に目が細かくてサラサラ。
ホームセンターに売っている「粒が粗くて不揃い、袋の中で蒸れた砂」とはまるで違いました。
肝心の遠州硅砂を混ぜる様子を撮影し忘れました。
芝生を張り終えたところ。
芝生を張り終えたところ。
5月の陽気であっという間に芝生が乾燥してしまいます。
保湿のために目土として遠州硅砂を流し込んでいきます。
しかし、途中で砂切れ。2平米に一袋30kgでは少なすぎました。
今回は深さ10cm程度でしたが、30cmぐらいの深さまで床土を砂壌土にしようとすると、2平米で数袋は必要な感じです。
保湿のために目土として遠州硅砂を流し込んでいきます。
しかし、途中で砂切れ。2平米に一袋30kgでは少なすぎました。
今回は深さ10cm程度でしたが、30cmぐらいの深さまで床土を砂壌土にしようとすると、2平米で数袋は必要な感じです。
余っていたバーミキュライトの袋を見ると保水性もあるとのことで、砂のかわりに目土としてバーミキュライトをまいてみることにしました。
バーミキュライトを目土のかわりに使ってもよいのか?まったくわかりませんが、とにかく保湿の役目だけは果たしてくれそうな感じです。
年々芝生に砂をかけていくことで土とサッチと砂がまざり砂壌土を形成していくらしいです。(どこかの芝生サイトに書いてありました)
遠州硅砂を追加購入して、またの機会に投入したいと思います。
遠州硅砂を追加購入して、またの機会に投入したいと思います。
ようやく終わった初の芝生張り替え。
根付く前に日照りで乾燥してしまいそうで、時期的には遅すぎました。
3月末から4月中旬までに張り替えは終わらせたい。
根付く前に日照りで乾燥してしまいそうで、時期的には遅すぎました。
3月末から4月中旬までに張り替えは終わらせたい。
そして張り替えた芝の様子。
せっかく新鮮な状態で届いた芝も、張り替えるまで数日間放置したためか、ところどころ根付きが悪い箇所が出てしまいました。
芝張り替え後4日 |
芝張り替え後10日 |
5月も中旬になり、30℃近くまで気温があがる日もちらほら。
張り替えたばかりの芝生を乾燥させないように、スプリンクラーを設置しました。
プラスチック製のスプリンクラーと散水簡易タイマー、ホースとホースの両端につけるジョイントを購入。
タイマーをセットして放置しておけば、すきな量だけ水やりができます。
360°円形に水やり。
180°半円形に水やり。
水やりのヘッドが回る角度を自由に調整できるので便利です。
ただし、ヘッドから近い所と遠い所の水量の差がありそうです。
同じサイズのお皿をヘッドから1m、2m、3mの間隔で並べ、どれぐらい水がたまるかをみたところ、1mぐらいのところを6とすると2mが3、3mが1ぐらいの差がありました。
思った以上に水量にむらが出る事がわかったので、適当にスプリンクラーの位置をかえながら水やりをしていこうと思います。
以上
0 件のコメント:
コメントを投稿