2007/11/24

Javaでバッチ処理はまだ尚早

Javaの世界では、リフレクションを利用した動的Proxyクラスの導入を機に、一気に花開いた感のあるSpringフレームワーク。
いちいちコードを書かなくてもログ出力のような汎用的な処理を実行時に織り込むウェービングを実現するアスペクト指向プログラミング、デザインパターンのファクトリメソッドなどでも型との依存性が残る問題を解決するDI(依存性注入)を実装するJavaフレームワークの雄だ。

そのSpringが今度はバッチ処理のフレームワーク供給を始めている。
フレームワークの類はベンダー依存の製品を導入すると、保守に入ってから技術者の確保に苦労するのでユーザーへ安易に提案するのは絶対に推奨できない。

そういう意味では雄によるバッチフレームワークのリリースは非常に期待できる。

2年前に大手ベンダーのBPとして参画したプロジェクトでは、バッチ処理をなんとかJavaで出来ないかを検討したことがあったが、当時はオリジナルでバッチフレームワークを開発していた時代なので、お客様側もベンダー側も断念してしまった。

今後何年にもわたり、オンライン(Java)とバッチ(C)の言語の違いによる、保守性やメンテナンス性、技術者の確保に苦労することがわかっていながらの苦渋の選択だった。

そして月日が流れて、いつのまにかJavaバッチの世界は変わってきたのである。

一つはSpringの対応。その他はバッチ処理はJavaでバッチリ?その現状とこれからを読んでいただくと良くわかると思う。

ただし、まだまだCOBOLとJCLの組み合わせには負けると思うし、技術だけ完成しても、バッチ設計の勘所を押さえた技術者がJavaバッチフレームワークを使えるようになるにはまだまだ時間がかかると思う。

そういう人の問題まで含めて、「Javaでバッチ処理はまだ尚早」と私は思う。

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